デスクワーク等で長時間同じ姿勢をとっているため、血行が悪くなっている方、スポーツによる疲労で関節や筋肉に痛みがある方、どちらにもおすすめできるのが、キネシオテープを使った治療法です。
中島早苗院長の治療コラム
キネシオテープの秘密
キネシオテープ
治療の様子
キネシオテープの4つの効果
なんらかの障害や使いすぎによって痛めた筋肉を治す。キネシオテープを貼ることによって、伸びた筋肉、収縮した筋肉(筋肉が異常に緊張している状態)に元に戻したり、弱っている筋肉を強くすることもできる。
肩こりや冷え性など血行不良からくる病気を治す。血液やリンパ液の流れが悪くなると、色々な場所にたまって一種のうっ血状態になり、神経を圧迫する。この流れを良くするためにマッサージを行うが、方法によっては逆効果になることもある。キネシオテーピングは、皮膚とその下にある組織間のスペースを広げることによって、局所にたまっているリンパ液や血液の循環を改善する。
人間は身体の痛みを感じると自然に手を当てる。これは意味のないことではなく、皮膚や筋肉を刺激することで、神経学的に痛みを消す効果があることがわかっている。本来、人間には自分で痛みを抑える機能があり、テープを貼ることによって活性化される。内臓系疾患などで痛む場合も、テーピングによって痛みを和らげることができる。
関節のズレは、おもにスポーツ障害で起こることが多い。筋肉の異常な緊張により、関節を構成している骨が引っ張られて関節がズレてしまうことがある。このようなときは、ある程度テープを引っ張って使用する。膝や足首など強い衝撃で痛めやすい部分によく使われる。